2025年度 AIP合同新人研修 情報の取り方

本日は「基礎教育3:情報の取り方」として、日常的にあふれる情報の中から “本当に意味のある情報”を見極め、活用するための考え方や手法を学びました。
IT業界に限らず、今の社会を正しく捉え、判断できる人材の育成を目指した 実践的な内容となりました。

■「情報」ではなく「知恵」を身につける

受講生たちに最初に伝えたのは、「情報を得ること」が目的ではなく、 「情報をどう活かすか」が重要だということ。
教養は単なる知識の集積ではなく、物事の本質を見抜く土台となるものです。
AIやツールに頼る時代だからこそ、自分で考え、判断できる教養が求められます。

■新聞から読み解く、経済と社会の動き

講義の中では、新聞の読み方を実践的に学びました。速報・続報・確報の違い、 ファクトとオピニオンの見分け方、経済指標の注目ポイントなどを解説しながら、 実際に新聞記事から企画を立て、グループごとにプレゼン資料を作成。
講義を通して「読む」だけでなく「使う」力が養われていきました。

■グループワークで広がる視点と伝える力

プレゼン作成では、異なるバックグラウンドを持つメンバー同士が協力し、 限られた時間の中で意見を出し合いました。
中には初めて司会進行を経験した受講生もおり、伝える難しさと面白さを 実感する良い機会となりました。情報を伝えるには、まず自分が正しく理解し、 整理することが必要です。
情報が溢れる今だからこそ、「自分で考え、選び、行動する力」が求められています。
今回の講座では、新聞を通じて情報の取り方・活かし方を具体的に学び、 社会人としての思考力と判断力の土台づくりが進みました。
受講生たちの今後の学びにも、大きな土台となる一日でした。
 

※AIP合同新人研修は全行程ご見学可能となっております。  ご興味ある企業様はぜひお問い合わせの上、お越しください。